障害年金受給への道のりと、その後の生活

パートナーの発達障害当事者が障害年金を受給するまでの道のりとその後の生活について綴っていきます

カサンドラ症候群とは?

カサンドラ症候群という言葉を聞いたことがありますか?

私もポンさんと出会うまでは知りませんでした。

 

カサンドラ症候群とは、

パートナーや家族などが発達障害の一つである

自閉症スペクトラム症(ASD)のために、

コミュニケーションがとれず、良好な関係を築くことが難しく、

アスペルガー症候群の人の身近にいる人に

不安や抑うつなどの心身の不調を来す状態のことを言います。

 

私もカサンドラ症候群なのかなと何回か思ったことはありますが、

どうすれば予防できるのかが分かりません。

発達障害に気付いている状態でも

カサンドラ症候群になるのでしょうか・・・。

発達障害についてある程度理解していても、

やはりコミュニケーションは良好ではないです。

本当に毎日嫌になりますし、

一生これが続くのかと思ったら、

生きているのが嫌になることも多々あります。

発達障害について気付いていなかったり、

理解がない場合はもっと辛いんだろうなと思いますが、

実際に知っていても薬でもどうにもならず、

本人も自覚がないので

改善する傾向にはありません。

薬物治療やカウンセリングなどに積極的ではないですし。

出来るだけ薬を飲みたくないとか、

カウンセリングは嫌だとか、

本人の希望があるので、

症状の緩和は望めない状況にあります。

脳を鍛えることで改善するらしいとか、

そういう情報を聞いて本を買ってみたりするのですが、

やはり本人がその気にならなければ何も起こりません・・・。

2人で色々話し合うこともあるのですが、

長時間の話し合いが苦手なために、

結論がでないまま終わったりします。

私も仕事の事や自分の事で疲れてしまい、

それどころではなくなってしまうので、

そこまで時間はとれないのが現状です。

結局は逃げているんですよね。辛いことから。

逃げずにはいられないくらい辛いです。

家族なら逃げることは許されないですが、

私たちは家族ではないので、

逃げようと思えば逃げることはできます。

別々に暮らす話も出ています。

もちろんポンさんは1人暮らしが出来ないので、

実家で暮らすことになります。

簡単には行き来できない距離なので、

心配ではありますが、

1人暮らしではないので大丈夫だとは思います。

そうならないように歩み寄りたいのですが、

うまくはいかないことも多いです。

住んでいる環境や家の広さなども影響していますが。

もっと伸び伸び暮らしてほしいと思うこともあり、

今の家ではそれが難しいのかなと思います。

皆さんこんなにも大変な思いをして

暮らしているんですよね。

自分が苦しいとそこまで考えが回りません。

 

とりあえず自分が幸せでなければ、

相手も幸せにはなれないと思うので、

別々の道を歩むことも検討しなければと思っています。

どんなに頑張っても無理なことは無理なんですよね。

私がポンさんにしてあげられることは、

やりつくしたと思っています。

後は本人がどこまで自分の障害を自覚できるか。

未だに自覚していないんですよね。

時々自分っておかしいよな。みたいに気付く時がありますが、

すぐに忘れます。

自分は普通だと思っています。

結局自分を守れるのは自分だけなんですよね。

子どもの頃は親が守ってくれたけど、

大人になったら自分しか頼れない。

守ってくれるようなパートナーがいれば別ですが。

 

最後までお読み頂きありがとうございます。

質問などありましたら、

私に分かることであればお答えしますので、

コメント頂ければと思います。

週末メインでブログをやっている為、

返事は遅れると思いますが、よろしくお願いします。

 

やすこ