障害年金受給への道のりと、その後の生活

パートナーの発達障害当事者が障害年金を受給するまでの道のりとその後の生活について綴っていきます

2回目の受診:検査について

ポンさんが2回目の受診で受けた検査について綴ります。

実際に受けた検査は「WAIS-Ⅳ(知能検査)」と「CAARS」です。

「WAIS-Ⅳ(知能検査)」は病院まで行き、

臨床心理士の方とポンさん二人きりで約2時間、

「言語理解」

「知覚推理」

「ワーキングメモリー

「処理速度」

という4つの指標と、
その4つを合わせた総合的な指標(全検査 IQ)で

個人の特性を評価して貰いました。

事前に2時間程掛かるとは聞いていましたが、

実際に検査を受けた後、

ポンさんは疲れ果てていました。

そして、あまり出来が良くなかったようで

落ち込んでいました。

結果は3回目の受診の際に教えて貰えるとのことでした。

 

また2回目の受診までに記述式で、

「CAARS」というADHDの症状重症度を把握するための、

検査も行いました。

こちらは自分で記入するものと、

家族や身近な人が記入するものの、

2枚頂いたので、

ポンさんと私で1枚ずつ記入し、

2回目の受診までに記入して提出しました。

「CAARS」は18歳以上を対象とした、

ADHDの症状重症度を把握するための評価尺度で、

複数の回答者からの情報をもとに包括的な評価を行うものです。

なので、今回は私とポンさんだけでしたが、

3人4人と当事者を良く知る人にお願いできれば、

回答者間の情報を容易に比較でき、

正確性も増すようです。

私だけが感じている症状なのか、

他の人も感じている症状なのか、

などを判別することが可能になります。

ただ枚数が増えるとその分だけ費用も増えます。

 

そしてこれらの検査は保険適用されない為、

自費での出費となりました。

 

その当時の金額をはっきりと覚えていないのですが、

「WAIS-Ⅳ(知能検査)」は15000円

「CAARS」は1枚3000円なので、6000円

くらいだったと思います。

なので、これで私の勘違いだったら

お金は私が払うつもりでいました。

 

検査結果によって、

発達障害なのかグレーゾーンなのか、

それ以外なのかの診断が下りることになります。

 

この時点でもポンさんは自分に障害があるということを、

信じられずに過ごしていました。

 

また私も発達障害ではないとの診断が下りたら、

ポンさんのプライドを傷つけてしまうことになるので、

3回目の受診はとても緊張しました。

 

最後までお読み頂きありがとうございます。

 

やすこ