障害年金受給への道のりと、その後の生活

パートナーの発達障害当事者が障害年金を受給するまでの道のりとその後の生活について綴っていきます

ASDの特性について

ポンさんはADHDASDを併発しています。

前回はADHDの特性について綴ったので、

今回はASDについて綴ります。

 

ASDは別名:自閉スペクトラム症とも言われています。

主な特性としては

対人関係や社会的なやりとりの障害

こだわり行動

 

人の表情・視線・身振りなどから

相手の考えていることを読み取ったり、

自分の考えを伝えたりすることが不得手である。

 

特定の事に強い興味や関心を持っていたり、

こだわりの行動がある。

 

人との関りが苦手で、

場の空気を読み取ることが不得手である。

比喩や皮肉、相手の気持ちや暗黙のルールを理解することなどが難しく、

言われたことを表面通りに受け取ってしまう為、

社会的な場面での困難さが持続する。

 

物の配置、物事の順番、勝敗、自分のやり方への強い固執

興味や関心の極端な偏りなどがある。

 

手先が不器用、感覚過敏・感覚鈍麻(感覚が鈍い)などの特性もみられる。

 

ポンさんは以心伝心はまず出来ません。

私が怒っていない時でも勝手に怒っていると決めつけたり、

私が全然違うことを考えているのに、

勝手に違う感情を決めつけてきます。

また表情がいつもこわばっている為、

いつ見ても怒っているのかな?と思ってしまいます。

喜怒哀楽の怒と哀しかないように思います。

実際に障害年金の申請が通った時も、

喜びの感情はほとんどありませんでしたし、

私に対する感謝もほとんどありませんでした。

少しは感謝されたかったのですが・・・。

 

空気を全く読めません。

私が仕事や勉強、ブログなどに集中している時も

ガンガン話しかけてきます。

本当に迷惑なのでやめるように言うのですが、

何度言ってもやめてくれないです。

その時はやめてくれても次の日にはリセットされています。

 

2人で出かける時は、

ポンさんの言動を注意深く見たり、

声かけをしたりして問題ないか確認しています。

なので出かけるのも疲れるので、

家にいることが多くなってしまいます。

外出が苦手なのに

スーパーに行くと野菜を選ぶ時にも

手で持ってしっかり見て選びます。

とてもこだわりが強いです。

私は秒で買い物してしまうので、

ポンさんと行くと5倍以上の時間が掛かります(笑)

 

ポンさんは転職回数が多いのですが、

ほとんどが人間関係が原因で辞めています。

余計なことを言わないように職場では無口みたいですが、

「何を考えているのか分からない」

と言われることが多いようです。

適切な会話が出来ないため、

なるべく話さないようにしているのですが、

それが裏目に出ているようです。

そして自分のこだわりが強いので

職場でも教わった通りには実践できていないのではないかと思います。

これを言うと機嫌が悪くなるので言えないですが・・・。

 

また昔話などを聞いても必ず

〇〇から悪口を言われた、ひどいことをされた

という話ばっかりです。

私は話を聞くだけなので、

本当に悪口を言われたのかどうかが判断できないのですが、

これもASDの特性ではないのかなと感じています。

ただ本人にはしっかりと記憶として刻まれているので、

仮に違ったとしてももう変わることはないのです。

 

本当にこだわりが強く、

毎日同じ服を着ています。

着心地の良さを重視しているのでしょう。

そしてそれは外には絶対に出れないスタイルなのですが、

平気でベランダに出たり玄関先に出たりします。

出来ればやめてほしい・・・(笑)

 

スマホゲームへの依存度も高く、

一日中やり続けています。

そして負けて怒ったり、

アイテムが手に入らず怒ったり・・・。

スマホゲームに幸せなんかないのに。

幸いお金に対してはシビアなので

ほとんど課金はしませんが、

時々高揚して課金してしまうことがあります。

特に仕事をしていると、気が大きくなるのか

課金してしまう傾向があります。

 

市役所や病院でも

窓口の対応に不満を持ち

終わってから愚痴っています。

特にハローワークの対応が良くないみたいで、

行きたくないと言っています。

 

また仕事が決まったとして、

長続きするのかどうか不安しかないです。

 

でも障害年金だけでは暮らしていけないので、

働くしかないんですよね。

何のために生きているのか分からなくなります。

 

最後までお読み頂きありがとうございます。

 

やすこ